【ウェブサービス】これからの課金ビジネスは何がカギになるのか

ないとうさんがこんな記事書いてたから考えてみる。

■Number7110　これからのネットビジネスの潮流、５つのポイント
■Number7110　これからのネットビジネスの潮流、５つのポイント　其の二


この人のトレンドのつかみ方は個人的にすごいと思っている。





i-modeの誕生で着メロなり、占いなど携帯コンテンツで成功するベンチャーがたくさん出たが、
そういった会社がいち早く携帯サービスを展開したのも時代の流れを読んでいたからだろう。


ネットビジネスのやり方は大きく分けて

１、広告
２、EC
３、課金

これだけしかないのである。

googleは検索結果といった巨大なリッチメディアでの広告モデル
物販をしているDHCやiTunesなんかはECモデル
先述のi-modeの公式サイト、たとえば着メロのコンテンツプロバイダーなんかは課金モデルである。


広告やECのモデルはインターネットの歴史とともにあり、流行り廃りはあれど、ずいぶんと成熟したものになっていると感じているが、
課金モデルに関してはまだまだ余地があると僕も考えている。


現在、課金モデルで成功している多くのサービスは携帯サービスである。

携帯はキャリアが決済の代行を行っているので、皆さんもよく知っている通り通話料と一緒になって請求が来る。
携帯代は現代人にとって電気ガス水道代と張る位、生活インフラになっているので
この決済システムはシンプルかつ、トラブルの少ない決済方法である。

しかし、PCサービスの課金はというとなかなかハードルが高くて今まで成功しているサービスは数えるくらいしか知らない。


その一つがyahooプレミアムである。

これに加入するとyahooオークションなどが使えたりする。

その他、月々数百円払えば～～～使えますよ～
というサービスはあれど、プリペイドだったり、クレジットカードの番号を登録しなければいけなかったりと携帯の課金に比べてハードルが高いので多くのユーザに広まるのは難しいんではないだろうか。


PCでの課金はyahooなど巨大なサービスプロバイダでないかぎり難しいのである。


そこで最近騒がれているmixiのプラットフォーム化は期待できる。
mixiはもはや若年層を中心にコミュニケーションの基本になりつつある。


mixiの決済システムができれば、現在の携帯キャリアが決済代行している課金市場やyahooのプレミアムサービスプラットフォームと似たようなものが出来上がるのではないだろうか。



これは完璧にブルーオーシャンじゃないか！



単純に考えれば、PCならではの（携帯では難しい）サービスでyahooよりも便利なものができればいいのだから。